【由布市 リフォーム業者選び】信頼できる会社を探すチェックリスト

目次
【結論】
由布市で信頼できるリフォーム会社を選ぶ最短ルートは「同一仕様で3社比較」「資格・実績・記録の“見える化”」「地域特性(冷え・霧=結露・降雨)に適合した提案力」の3点を満たすこと。見積は「製品型番・性能値(Uw/R/塗料グレード/板厚)・数量根拠(m²/本数/缶数)・基準値(塗布量/重ね幅/ビスピッチ/含水率)・付帯(養生/撤去/産廃/足場)・保証(施工/製品)・工程写真提出」を必須チェック。打合せでは“由布仕様”(内窓+換気風量、雨仕舞ディテール、防藻・防カビ)に触れられるかで見極めましょう。
第1章|まず揃える“選定基準”と相場の目安
- 共通基準
- 許可・資格の保有、実名の現場監督、実績写真と工程写真の提示
- 仕様書(型番/性能/数量/基準値)と追加単価表の提示
- 代表的な相場(延床30坪目安・税込)
- 外壁塗装:80万〜160万円(シール+12万〜25万円)
- 屋根カバー:70万〜180万円(足場別15万〜30万円)
- キッチン:60万〜120万円(対面化90万〜220万円)
- 浴室:UB→UB 80万〜145万円(在来→UB 100万〜190万円)
- 内窓:1窓3.5万〜12万円、玄関断熱:20万〜45万円
第2章|由布市ならではの“提案力チェック”
- 外皮(窓・断熱・換気)
- 内窓のLow‑E種別を方位別に提案できる(北/東=断熱、南/西=遮熱寄り)
- 24時間換気の風量実測やダクト径・曲がり回数の静圧計算に言及
- 外装(雨仕舞・防藻)
- 開口三角シール、水切り、貫通部ブーツのディテールを図で説明
- 塗装はラジカル/無機+防藻オプションの是非を立地で判断
- 屋根(結露・風)
- SGL×高耐久ルーフィング×棟換気×樹脂貫板×SUSビスの有無、端部処理の写真サンプル
第3章|信頼できる会社を見抜く“現地調査”チェックリスト
- 診断の深さ
- 屋根外壁:含水率・クラック幅・シール劣化、ドローン/高所点検
- 室内:結露/カビの発生面、窓の気密、床下/小屋裏の含水・白蟻痕
- 設備:分電盤容量・専用回路、換気ダクトの径/長さ、給排水材質
- 記録と説明
- 写真・採寸・数値をその場で共有、後日レポート提出(是正案と代替案)
第4章|見積書での必須確認(実務チェックリスト)
- 製品型番・性能値:窓(Uw/η・ガラス構成)/断熱(R値)/塗料(グレード・規定塗布量)/屋根(板厚t・ルーフィング規格)
- 数量根拠:m²・m・台数・缶数・役物点数、積算根拠図の添付
- 施工基準値:塗布量/重ね幅/ビスピッチ/含水率/可使時間
- 付帯:養生・撤去・産廃・足場・搬入・駐車
- 追加単価表:下地不良・配管延長・腐朽交換の単価明記
- 保証/アフター:施工◯年・材料◯年・定期点検(1年/3年)、台風・豪雨後の臨時点検
- 工程写真:下地→防水/気密→仕上げ、試運転(漏水・絶縁・風量)記録の提出
第5章|具体的な事例・実績(由布市)
事例A|外壁塗装+雨仕舞強化(庄内・30坪)
- 内容:ラジカル塗装、防藻仕様、全目地打替え、開口三角シール・水切り追加
- 費用:132万円/工期:12日/結果:藻の再発抑制、降雨時の染み出し解消
事例B|内窓+天井断熱(挾間・戸建)
- 内容:Low‑E内窓×6、天井ブローイングR3.6
- 費用:78万円/工期:1.5日/結果:結露ほぼ解消、体感温度アップ
事例C|屋根カバー(SGL)+棟換気(挾間・100㎡)
- 内容:SGL t0.4、高耐久ルーフィング、樹脂貫板、SUSビス、棟換気
- 費用:145万円(足場込)/工期:4日/結果:小屋裏結露減、夏ピーク温度低下
第6章|専門家コメント
- 「“同一仕様で比較できる表”を作れば9割勝ち。型番・数量・基準値・工程写真・保証の5点が揃っているかで品質が見えます。」
- 「由布の冷え・霧には、窓断熱と換気のセット、外装は雨仕舞ディテールが肝。ここに触れない会社は見送りが吉。」
第7章|比較の進め方(ステップ)
- 仕様表を作成(施主テンプレ)…窓/断熱/外装/水回りの型番・性能・数量・基準値を記入
- 3社に同日(または連日)で現調依頼…同じ説明・採寸条件に統一
- 差異を質問票で解消…曖昧表現(例:シリコン系・ガルバ等)を具体化
- 価格+“根拠の厚み”で評価…仕様/数量/基準値/工程写真/保証
- 最終調整…時期・支払い・補助申請の分担、緊急対応の窓口確認
第8章|注意すべきポイント(落とし穴と回避策)
- “一式”見積が多い
- 回避:数量仮定と追加単価表を添付させる、積算図を確認
- 最安値に飛びつく
- 回避:塗布量不足や下地省略の可能性。缶数・m²・工程写真で裏付け
- 乾燥養生の軽視(梅雨・冬)
- 回避:可使時間・含水率基準を工程表に、雨天順延条件を契約化
- 補助金の取り逃し
- 回避:着工前申請・写真・性能要件を事前に満たし、枠進捗を確認
第9章|FAQ
- Q1. 見積差が大きいのはなぜ?
- A. 仕様・数量・下地仮定が違うため。仕様表で固定し、差分を質問票で潰す。
- Q2. 地元と大手、どちらが安心?
- A. どちらも“中身次第”。記録・保証・緊急対応の体制で判断。由布の気候に触れているかも指標。
- Q3. 値引きのコツは?
- A. 仕様確定後に時期・支払・写真/保証の上乗せとセットで交渉。
- Q4. 住みながら工事の注意点?
- A. 養生・動線・作業時間を工程表に。粉じん/騒音のピーク日を事前共有。
- Q5. どの工事から頼む?
- A. 雨漏りなど止水→設備(配管/電気)→窓・断熱→内装の順が失敗しにくい。
第10章|今日やることチェックリスト
- 工事範囲を図と写真で整理(寸法・方位・現況)
- 仕様表テンプレを作成(型番・性能・数量・基準値)
- 地元3社へ同一仕様で現調依頼(提出期限設定)
- 追加単価表・工程写真・保証書雛形の有無を確認
- 補助金の要件・スケジュールを確認し、申請担当を決める
第11章|依頼先の選び方(資格・体制)
- 必須/推奨資格
- 建設業許可(該当業種)、一級/二級建築士、建築施工管理技士
- 外装劣化診断士、既存住宅状況調査技術者、給水装置工事主任技術者、第二種電気工事士
- 信頼のサイン
- 診断→計画→施工→記録→保証の一貫体制
- メーカー標準仕様準拠、1年/3年点検、台風・豪雨後の臨時点検体制
第12章|まとめ
- 由布市での業者選びは「同一仕様×数量根拠×基準値×工程写真×保証」で“見える化”
- 由布の気候(冷え・霧・降雨)に適合した提案ができる会社を選ぶ
- 3社相見積と質問票で差異を解消し、補助金・工程管理までを契約に落とすと安心
お問い合わせ情報
株式会社創建
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