【由布市階段リフォーム】安全性を高める工事費用と実例まとめ

2025年11月5日

【結論】

由布市の階段リフォームは「連続手すり×防滑（踏面/段鼻）×段差の均一化×照明・見やすさ」を同時に整えるのが最短ルート。費用目安は、手すり新設1.8万〜6万円/片側、踏面の滑り止め・上貼り6万〜25万円、蹴上げ・踏面寸法の是正12万〜45万円、階段本体の架け替え（直階/回り）45万〜160万円。由布市は朝晩の冷えや霧（結露）で床が滑りやすくなるため、防滑材・ノンスリップ段鼻・足元灯、玄関/屋外はSUS金物とノンスリップタイルを推奨。見積は「段数・踏面/蹴上寸法・手すり仕様・上貼り材/滑り止め・照明/電気・養生/処分・保証・工程写真」を明記し、同一仕様で地元3社の相見積が安心です。

第1章｜由布市の階段リフォーム“基本ルールと相場感”

手すり（材工・税込）
- 直階10〜14段片側連続：1.8万〜4.5万円
- 曲がり（L/U字）連続・中間支柱あり：3万〜6万円
- 屋外SUS/アルミ手すり：4万〜10万円
すべり止め・上貼り
- 段鼻ノンスリップ（全段）：8,000〜25,000円
- 踏板シート上貼り（防滑・木目）全段：6万〜18万円
- リフォーム用踏板（段鼻一体）全段：12万〜25万円
段差・寸法改善（既存リメイク）
- 蹴上げ/踏面のバラつき調整（段鼻笠木・蹴込み交換）：12万〜35万円
- きしみ・ぐらつき補強：15万〜45万円
架け替え（本体入替）
- 直階：45万〜110万円
- 回り階段（L/U字）：75万〜160万円
付帯
- 足元灯/人感センサー照明：1.5万〜6万円
- 壁下地補強（手すり用合板）：0.8万〜2万円
- 養生・撤去・処分：0.8万〜2万円

由布の気候配慮

霧/結露：室内は防滑シート＋足元灯で視認性UP、窓際は結露水の落下に注意
冬の底冷え：踏板は冷感の少ないシート/木質、玄関・屋外はノンスリップタイル＋SUS金物
雨天：屋外階段は撥水仕上げ・段鼻滑り止めを標準に

第2章｜安全性を高める設計ポイント（基準と実務）

寸法（推奨目安）
- 踏面24〜26cm、蹴上18〜20cm、勾配は1/2以下、全段の均一化が最重要
手すり
- 高さ750〜800mm、握り径32〜35mm、端部は衣類ひっかかり防止のエンドキャップ
- 踊り場・曲がりも“連続”させる（壁側通し手すり）
視認性・防滑
- 段鼻コントラストライン（蓄光も有効）、防滑等級の高い上貼り材
照明
- 上下スイッチ、人感センサー＋足元灯、眩しさを抑えた配光（壁面反射で面照明）

第3章｜工法と標準工程・工期

手すり新設：下地確認→合板補強→ブラケット取付→本体（1〜3時間）
すべり止め・上貼り：洗浄/下地調整→プライマー→シート/段鼻金物（半日〜1日）
寸法改善：段鼻笠木・蹴込み交換、ビス増し/接着補強（1〜2日）
架け替え：解体→新階段据付→壁・巾木・クロス復旧（2〜4日、回り階段は+1日）

第4章｜面積・条件別の概算早見表

直階12〜14段（屋内）
- 手すり＋防滑シート上貼り：8万〜22万円
- 手すり＋リフォーム踏板：14万〜28万円
回り階段13〜15段
- 手すり（曲がり）＋上貼り：12万〜28万円
- 寸法調整＋手すり：18万〜38万円
屋外ポーチ5〜8段
- SUS手すり＋ノンスリップタイル：12万〜30万円
照明追加（既存回路活用）
- 足元灯＋人感：1.5万〜6万円

第5章｜由布市の実例紹介

事例A｜直階の防滑＋手すり（由布市挾間・築20年）

施工：2024年10月／樹脂被覆アルミ手すりΦ34、段鼻ノンスリップ、踏板シート上貼り、足元LED
費用：19.8万円／工期：1日
効果：夜間の視認性UP、滑り/つまずきが減少

事例B｜回り階段の段差是正（由布市湯布院町・築28年）

施工：2024年6月／蹴上げ均一化（±5mm以内）、段鼻笠木、曲がり手すり連続化、壁下地補強
費用：32.5万円／工期：2日
効果：昇降の不安が軽減、子どもの上り下りが安心に

事例C｜屋外ポーチSUS手すり＋防滑（由布市庄内）

施工：2023年12月／SUS304手すり、ノンスリップタイル、端部防水シール
費用：24.6万円／工期：1日
効果：雨・霧でも滑りにくく、錆びにくい

第6章｜専門家コメント

「階段事故は“滑り×段差不均一×暗さ”が重なって起きます。段鼻ライン・連続手すり・足元灯をセットで設計しましょう。」
「由布は結露や霧で床が湿りやすい。屋内は防滑シート、屋外はSUS金物とノンスリップタイル・撥水仕上げが長持ちのコツです。」

第7章｜見積書の読み方（実務チェックリスト）

階段諸元（段数・踏面/蹴上・勾配、直/回り）
手すり仕様（材質・径・色、ブラケット数、端部形状）
上貼り材・防滑材の品番、防滑等級、段鼻ライン仕様
寸法調整の工法（笠木・蹴込み交換・補強内容）
照明/電気（器具型番、センサー有無、回路）
養生・撤去・処分、壁・巾木復旧
保証（剥離・ぐらつき）と工程写真提出

第8章｜スケジュールとベストシーズン

現地調査〜見積：1〜3日（採寸・勾配確認）
仕様確定〜発注：3〜7日（色・位置モックアップで確認）
工期：手すり0.5日、上貼り0.5〜1日、寸法調整1〜2日、架け替え2〜4日
季節配慮：冬・梅雨は接着/シールの乾燥厳守、屋外は仮設・防水養生を徹底

第9章｜費用最適化と補助制度（2025年時点）

コスト最適化
- 最短セット（手すり＋防滑）から段階実施、段鼻ラインで視認性UP
- 他室内装と同日施工で養生・出張費を圧縮
- 既存下地を活かせば架け替えを回避し、費用を抑制
補助・支援
- 介護保険住宅改修（手すり・段差解消）：上限20万円（自己負担1〜3割）
- 由布市の高齢者・障がい者向け住宅改修助成（年度で上乗せあり）
申請のコツ
- 介護保険は着工前申請が原則。見積・図面・理由書・施工前後写真・領収書を準備し、ケアマネと連携