【大分市 DIYリフォーム】自分でできることと業者依頼の違い

目次
【結論】
大分市でDIYリフォームを検討する際は「安全・法規・仕上がりの許容度」でDIY/業者依頼を線引きするのが最短ルート。DIY向きは内装の軽作業(塗装・簡易床材・アクセサリ取付・棚造作)で費用は材料費中心の数千〜数万円。水回り・電気・ガス・構造・防水は原則プロに依頼(3万〜数十万円〜)。沿岸(生石・坂ノ市・佐賀関)は塩害・多湿で材料選定と防錆が要、台風・梅雨も多い大分は養生・乾燥管理が品質差に直結。最初に「できること/やらないことリスト」を作り、DIYは“撤去しない・命綱不要・漏水/感電リスクゼロ”を基準に。
第1章|DIYと業者依頼の“基本ルール”(大分市の前提)
- DIYに向く
- 壁の塗装、アクセントクロス(部分貼り)、巾木・見切り交換
- フロアタイル/クッションフロアの上貼り(小面積)
- 可動棚・カーテンレール・物干し・ペーパーホルダー等の取付(下地確認前提)
- スイッチ/コンセントプレート交換、ドアハンドル交換
- 業者に任せる
- 電気工事(新規コンセント・200V・分電盤):第二種電気工事士の資格範囲
- 給排水(便器・給湯配管・追焚・床下配管)、防水(浴室・ベランダ)
- ガス(機器接続・ガス栓)・屋根外装(足場・高所作業)
- 構造(間仕切撤去・開口拡張・耐震)・サッシ交換(気密/防水)
- 地域配慮(大分)
- 梅雨・台風期は接着剤/塗料の乾燥時間厳守、屋外DIYは無理をしない
- 沿岸はSUS(ステンレス)ビス、塩害対応フード、屋外金物は粉体塗装品を選ぶ
第2章|費用感の比較(DIY材料費 vs 業者依頼)
- 壁
- DIY塗装:塗料・養生・道具で5,000〜25,000円/6畳
- 業者クロス貼替:量産3.5万〜6.5万/1000番台5万〜9万円
- 床(6畳)
- DIYフロアタイル上貼り:材料8,000〜25,000円+工具
- 業者フロアタイル:4万〜9万円/フローリング重ね:8万〜15万円
- 収納・棚
- DIY可動棚(棚柱・棚板):5,000〜20,000円/箇所
- 業者造作棚:3万〜12万円/箇所(下地/面材/仕上げ込)
- アクセサリ
- DIY交換(水栓以外):2,000〜15,000円/点
- 業者(タッチレス水栓や大型):2万〜12万円+工賃
第3章|DIYでできること(大分版・難易度別)
- 難易度★(半日で完了)
- スイッチ/コンセントプレート交換、巾木貼り替え、レールライトの器具交換(電気工事を伴わない)
- すき間風対策(ドア下ドラフトストッパー/モヘア)
- 難易度★★(1日)
- アクセント壁の塗装、部分クロス貼り、フロアタイル上貼り、壁面フック・棚の取付(下地センサー使用)
- 難易度★★★(週末2日)
- 室内建具の塗装・ダイノックシート、可動棚の面材加工、カーテンボックス造作
- DIY非推奨
- 屋根・高所、外壁防水、浴室・ベランダ防水、配線増設、便器・キッチン・給湯機交換、サッシ交換
第4章|プロに頼むべき理由(品質・法規・保証)
- 法令・資格:電気/ガス/給水は資格必須、違反は事故・保険適用外リスク
- 目に見えない納まり:開口部の防水テープ、ルーフィング重ね幅、塗布量・膜厚、ビスピッチ
- 保証と記録:工程写真・検査(絶縁/風量/漏水)・施工保証が残る
第5章|大分市の実例
事例A|LDKアクセント+照明(DIY)×フロアタイル(業者)
- 場所:大分市高城台/2024年10月
- 内容:DIYでグレー塗装・レール照明設置、床は業者でフロアタイル張り
- 予算:材料+工事 合計約16.5万円
- 効果:写真映えUP、床の仕上がりはプロ品質で段差・見切りも綺麗
事例B|可動棚・ニッチ(DIY)× 断熱内窓(業者)
- 場所:大分市森町/2024年12月
- 内容:DIYでパントリー棚造作、窓は補助金活用で内窓6カ所を業者施工
- 予算:DIY2.4万円+内窓補助前42万円(補助後約24万円)
- 効果:収納力UPと冬の体感改善、結露ほぼ解消
事例C|ベランダ床塗り(DIY)× 換気ダクト交換(業者)
- 場所:大分市生石/2023年11月
- 内容:DIYでウレタン防水トップコートのみ、ダクト・外部フードはSUS仕様で業者交換
- 予算:DIY8千円+業者5.6万円
- 効果:塩害エリアの錆と風切音を抑制
第6章|専門家コメント
- 「DIYは“撤去しない・漏水/感電しない・高所に上らない”が鉄則。品質を左右する下地・気密・防水はプロに。」
- 「大分は多湿・塩害・台風が絡むので屋外や開口部は特に注意。材料はSUSビス・塩害仕様、乾燥時間はカタログ値厳守。」
第7章|DIYの持ち物と下準備(失敗しない道具・手順)
- 基本道具:カッター、ローラー/刷毛、マスカー・養生テープ、下地センサー、インパクト、水平器
- 消耗品:パテ・コーク、サンディングシート、スペーサー、養生シート
- 手順の鉄則:採寸→下地確認→養生→施工→乾燥→復旧→清掃→写真記録
- 安全:保護メガネ・手袋・マスク、感電・転落・粉じん対策
第8章|DIYと業者費用の最適化(ハイブリッド戦略)
- DIY(仕上げ・軽作業)+ プロ(下地・設備・防水/電気)
- 足場が絡む工事(屋根・外壁・窓)はまとめてプロに依頼してコスト圧縮(-8万〜15万円)
- 補助金はプロ申請が前提のものが多い(窓・断熱・給湯)。着工前申請を厳守
第9章|大分市で使える主な補助・支援(2025年時点の例)
- 国:先進的窓リノベ、給湯省エネ、住宅省エネキャンペーン(DIY対象外が多い)
- 大分県・大分市:省エネ・バリアフリー・耐震の上乗せ制度の年度あり
- 申請のコツ:製品型番・性能値・施工前後写真・図面が必須、原則着工前申請
第10章|よくある落とし穴と回避策
- 仕上がりムラ・はがれ
- 回避:下地処理(パテ2回以上)と乾燥、プライマー使用
- 扉干渉・段差
- 回避:床材厚みを計算し、アンダーカットや見切りで納める
- ビスが効かない/抜ける
- 回避:下地センサーで柱・合板を探す、空洞にはボードアンカー
- カビ・臭いの悪化
- 回避:換気計画、調湿材併用、梅雨時は除湿機
- 法規違反(電気・ガス・給排水)
- 回避:資格工事は依頼、引渡し後の保証・保険適用を確保
第11章|今日やることチェックリスト
- DIY範囲とプロ依頼範囲を線引き(安全・法規・保証で判断)
- 対象部屋の寸法・写真、既存下地(石膏/合板)と電気・水の位置を把握
- 材料サンプルを取り寄せ、現場光(朝/昼/夜)で色と質感を確認
- 同一仕様で3社に見積依頼(型番・面積・工程・保証・工程写真を固定)
- 梅雨・台風期を避けたスケジュールにし、乾燥計画を共有
第12章|依頼先の選び方
- 確認したい資格・体制:建設業許可、電気工事士、給水装置工事主任技術者、ガス可とう管接続工事監督者
- 信頼のサイン:工程写真・試験記録の提出、追加単価表の提示、1年点検と駆け付け体制
第13章|まとめ
- 大分市のDIYリフォームは“軽作業のみ”に絞り、設備・防水・電気・高所はプロへ
- 相場感を踏まえてハイブリッド化すると、コストを抑えつつ品質と安全を両立
- 見積は「型番・面積・工程・保証・写真」を明記。地域特性(塩害・多湿・台風)に合わせた材料と段取りが成功の鍵
お問い合わせ情報
株式会社創建
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